雪の色
水曜日, 5 月 26th, 2010雪は、入ってきた光をほとんど吸収することなく散乱光として送り出すという性質のために、真っ白い色に見える。 大量の積雪は日光の下で青みを呈することがあるが、これは液体の水や氷にも見られる、水のもつ性質によるものである。
雪が大気中の浮遊物を取り込み、変色した例も数多く報告されている。例えば、朝鮮半島では古くから、黄砂が混じった黄色あるいは赤みがかかった雪が降ることがあった。これは日本でも報告されており、江戸時代の書物に「紅雪」「黄雪」などの記述が残っている。また、2007年2月2日には、ロシアのオムスク州で、およそ1,500km²にわたる広い範囲でオレンジ色の雪が降った。この雪は悪臭を伴っており、通常の雪の4倍の鉄分を含んでいたという。その原因は詳しく分かっていない。